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2014年8月1日金曜日

続、ヤマセミ・子育て中

学名:Ceryle lugubris
英名:Crested Pied Kingfisher

以前、ヤマセミの巣穴堀りの様子を紹介したが、今回は巣穴の雛にセッセと餌を運んでいた親鳥の様子を観察して見た。運んでくる魚は日を追う毎に大きくなり、この日もかなり大きめのヤマメみたいな魚も運んで来ていたので、巣立ちの日も近いのが判る。雛が何羽いるのか不明だったが、雌雄が交替で餌を運んでくる頻度は30〜40分に一回程度。車をブラインド代わりにして、車内から撮影した。

この日はたまたま友人のKさんを案内していたので、彼を後部座席、僕は助手席に三脚を立てて運転席から狙った。天気が良かったので、ガレ場の崖の周辺には陽炎もあり、距離が遠いだけにかなり厳しい。しかし、車内の窮屈さを忘れる程度にヤマセミが巣穴と餌場を往復する姿が見られたので、退屈することはなかった。

仲間のバードウオッチャーの話では、後日オシドリがやって来て、巣穴をのぞくと言うハプニングもあったそうだ。ヤマセミの穴はさすがにオシドリには小さいと思われるが、モモンガの使う様な小さな樹洞でも営巣することがあるらしいので、ヤマセミが巣立ったら、次はオシドリと言うダブルヘッダー的取材も運が良ければ出来たかも知れない。巣立ちはこの日から4~5日後に確認された。

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