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2014年8月1日金曜日

カエルアマダイの不思議な動作

学名:Stalix histrio
英名:Jawfish

アゴアマダイ科の一種、カエルアマダイはマウスブリーダー。口内保育で、子供を育てる。運がよければ口の中に卵をいっぱい頬張った姿も見られる。口内でふ化した仔魚はしばらくの間、親の口の中で過ごす。

巣穴は砂礫底の地面に掘った垂直の穴で、顔だけ出して、周囲をうかがっていることが多い。稀に全身を見せてホバリングしていることもあるが、その状態は滅多に見られない。危険を感じると大きな石を口でくわえて、巣穴の入り口に蓋をして隠れ、しばらく出てこない。名前の様にカエルの様な顔をしていて愛嬌があるので、ダイバーの人気者である。

今回佐渡で遭遇した数匹の個体をしばらく撮影しながら観察している時、面白いアクションをしたのが偶然撮れたので、ご覧頂きたい。多分、威嚇行動だと思われるが本当のところは定かでない。

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