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2016年5月25日水曜日

カワハギ - 餌取り名人の観察記録

学名:Stephanolepis cirrhifer
英名:Threadsail filefish

釣人に言わせると、カワハギは餌取りの名人で、釣るのが難しい魚とか。海中で、餌を食べている所をじっくりと観察して見ると、やや尖った口で、味見をする様に慎重に食べているのが分かる。一気にガブッと食いつかないのは、育ちが良い訳ではなく、オチョボ口だからであろう。又、口からジェット水流を吹き出して砂や汚れを吹き飛ばしてから食べるので、隠れた釣針もしっかり見えてしまうのかも知れない。

非常に美味な魚で、煮ても焼いても美味しいが、特に肝は絶品とされ、刺身に添えて食べる。旬は秋で、肝が大きい時期だ。ウシヅラ、バクチ、マルハゲ、カワムキ他多数の地方名がある。カワハギ科。全長25cm。

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