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2013年9月14日土曜日

ミサゴは魚のハンター

学名:Pandian haliaetus
英名:Osprey

最近良く話題にのぼる垂直離着陸の出来る軍用機オスプレイとはタカ科の猛禽類、ミサゴのことだと言うのは皆さんご存知ですか?ミサゴは魚類を主食にしている猛禽類で全国で繁殖している留鳥。川や湖の水面上空でホバリングし、狙いを定めて水中に飛び込み、魚をかぎ形の鋭い爪でわしずかみにしてとらえる。つまり、ヘリコプターの様に空中に静止することが出来ます。只、ホバリングするだけならカワセミだって上手ですが、カワセミでは軍用機の名前としては迫力がないのでミサゴになったのでしょうか?

しかし航空機のオスプレイは野鳥のミサゴに比べてまだまだ大きく劣っていると思われることがあります。それはオートローテイション機能がないので、片方のエンジンが故障した場合(水平飛行中なら直ぐには墜落しませんが)ホバリング状態だと墜落してしまいます。

又、水上飛行艇並みの耐圧防水構造になっていないので、水面へ気軽に不時着したり、再度飛び立つと言う芸当は多分出来ないでしょう。ミサゴは10m位の上空から水面の魚めがけて急降下する訳ですが、一時的には全身が水中に没することもいといません。そして、ずぶ濡れになりながらも又、飛び立てます。

それはさておき、ミサゴのハンティングは百発百中ではなく、むしろ失敗する確立が高いのです。このビデオでも大き過ぎるコイを狙って失敗しています。しかし、何度も繰り返しアタックするので、いつかは成功することもあって、ご馳走にありつける訳です。

春先、海岸の岩棚や川岸の大木の樹上に営巣するが、子育ての時期にハンティングは最も活発で、毎日なわばりにしている河川の上空を行ったり来たり、獲物を求めてパトロールする姿が見られる。

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