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2014年1月21日火曜日

コウノトリ・越前のえっちゃん

学名:Ciconia ciconia
英名:White Stork

兵庫県豊岡市にある兵庫県立コウノトリ郷公園からその後、野生に戻されたコウノトリは70〜80羽程にもなり、以前の様に国内絶滅の心配もなくなって来たらしい。以前放鳥された内の何羽かは福井県へも飛来している。その内の1羽が越前市に長く滞在したので「えっちゃん」と名付けられてから久しい。今回はそのえっちゃんが我が家から車で10分もしないで行ける田んぼに降りていた時の記録を紹介しよう。

鳥仲間が見つけて知らせてくれたがギャラリーは私と二人だけで、大都市近郊と違い、大勢が集まってくることはない。コウノトリはその長いくちばしで、泥底をつつく様にしてドジョウやザリガニなどを探して食べていた。最初は遠慮して50メートル位離れて観察と撮影をし始めるのだが、人間には比較的慣れている感じで、向こうから次第に接近して来て10メートルも離れていないつい目と鼻の先で、せっせとドジョウ等を探して食べたりしてくれる。タンチョウと背の高さは余り変わらない感じだが、くちばしが太く大きいのと、がっしりした体形なので、やや大きく見える。又、タンチョウは優しい目つきをしているが、コウノトリの目は鋭い眼差しなので高貴な感じがする。同じ場所にしばらく滞在してくれたが、ドジョウを沢山食べて満足したのか、やがて何処へともなく、飛び去って行った

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