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2015年2月8日日曜日

公園でも会えるエゾリス

学名:Sciurus vulgaris orientis
英名:Hokkaido Squirrel

北海道に棲む野生種で、体はウサギ程もある。外見では雌雄に差はない。冬眠しない種類なので、一年中山沿いの公園等でも会うことができるが、4〜5月と10〜11月の喚毛期には毛並みが悪くなるので、撮影には不向きである。

運動能力は抜群で、木から木へ飛び移ったり、頭から樹木を降りて来たりと実に身軽だ。野鳥でも樹木を逆立ちの姿勢で降りてこられるのは、ゴジュウカラだけである。ゲットした餌のクルミやドングリで腹が膨れると、余った餌を雪の中や、木の樹洞等に運んで、隠す習性がある。それを見た時はどうせ忘れてしまうだろうと思っていたのだが、良く調べて見るとかなりの確立で掘り当てて又食べる様だ。

前肢の指が長いので、大きなクルミでもしっかり掴んで、丈夫な歯でかじるが、その姿は事の他可愛い。野鳥の餌台では、中に潜り込んで、野鳥の為の餌まで失敬していることもあるが、追い払う愛鳥家は少ない様だ。

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