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2012年2月20日月曜日

里山のキジ

学名:Phasianus colchicus
英名:Common Pheasant

キジは日本の国鳥。余り大きく移動しないで、1年中、同じ地域に留まる留鳥である。繁殖期になると雄は「母衣打ち(もいうち)」と言って、縄張り宣言の羽ばたきを繰り返す。

雌の前では尾羽をクジャクの様に広げて求愛行動もする。ある日ちょうど撮影中だったが、突然現れた別の雄との間で、激しい縄張り争いが始まった。大型の鳥であるからなかなかの迫力で見ごたえがあった。

私は車の中から撮影していたので、2羽の雄はこちらの様子を気にすることもなく。最初から最後まで激しい闘争シーンを展開した。

しばらくして、戦いに疲れた雄が離れて行き、互角の勝負だったのにまるで勝利を宣言する様に「母衣打ち」をしてお開きとなった。

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