英名:Brown Hawk Owl
我が家のほど近い場所に霊峰日野山がそびえていて、事務所の窓からもその山頂を望めるのだが、その麓の登山道の入り口に日野山神社があり、毎年初夏の頃にアオバズクが渡って来て、子育てをする。雛が巣立つ頃には、親鳥が見張りに出ているので発見しやすい。又、稀にブッポウソウが近くにいることがあるのでその営巣も期待していた。
今年もブッポウソウは駄目だったが、巣立ったばかりのアオバズクの雛を撮りたいものだと待ち構えていると、数日後、仲間から「雛が出たよ」と言う電話が入ったので、早速出かけて見た。アオバズクの雛は4羽のことが多いそうだが、この時はご覧の様に2羽の雛と1羽の親鳥が並んで高い小枝にとまっていた。
普通のフクロウの雛も可愛いが、アオバズクの雛はクリクリ目玉ですこぶる愛らしい。私がカメラを覗いている時、友人が良く見える位置へ三脚ごとカメラを移動していると2羽の雛の目玉がその動きを追って一緒に動いているのに気が付いて笑ってしまった。巣立ちして間もない雛なのにちゃんと視力があるらしい。
彼らはどんな思いで人間を見ているのだろうか?最も親鳥は人間を見慣れている筈だから、先祖代々恐怖感は感じないのかも知れない。そこは鎮守の森で直ぐ近くには和尚さんの家族も住んでいるので、暖かく見守られている環境ではある。これからも毎年訪れて欲しいものである。
0 件のコメント:
コメントを投稿