ページ

2016年1月15日金曜日

青紫の唇をしたシテンヤッコ

学名:Apolemichthys trimaculatus
英名:Threespotted angelfish

南日本〜西部太平洋、インド洋に生息する中型のヤッコで普通種。黄色い体色は海中で良く目立つ。頭頂部には黒い小斑点があるが、この黒点は正面から見ると2個に分かれており、鰓蓋の上部にも薄い暗色の点があるので、四点奴の和名が付いたと思われるが、つながった黒点として見れば、英名の様に3点ヤッコとなる。

幼魚は背びれの軟条部に黒色の斑点があり、イッテンチョウチョウウオのインド洋型に似ている。厚めの唇は青紫色のリップクリームを塗った様に見える。

雑食性らしく、サンゴや岩礁の基部の海面やホヤ等、付着生物を食べる。伊豆半島では成魚を見たことはないが、柏島では何度か目撃した。ビデオの2匹はペアなのか親子なのかは定かでないが、つかず離れず行動を共にしていた。

0 件のコメント:

コメントを投稿